マイクロソフトは23日に上海で開催した発表会において、新型「Surace Pro」を発表した。
前モデル「Surface Pro 4」までのように製品名に数字はついておらず、「the next generation of Surface Pro」として、あくまで「Surface Pro」の新モデルとしての登場となった。発売日は6月15日で、アメリカ、カナダ、中国、イギリス、ドイツ、韓国、香港など、25ヵ国の市場で提供されるが、残念ながら日本については公式ブログの記載内では触れられていない(https://blogs.windows.com/devices/2017/05/23/meet-new-surface-pro/)。
縦横比3:2で画面解像度が2736×1824ドットの12.3型液晶を搭載するなど、これまでのSurface Proシリーズとの違いは少ないように見えるが、800以上の新設計のパーツを用いるなど、mm単位で最適化を進めて、性能を向上しているという。
CPUは第7世代のCore m3/i5/i7を搭載。Core m3モデルのみならず、Core i5モデルでもファンレス仕様を採用する。また、ファンが付いたCore i7モデルでも18dbという静音設計となっている。Surface Penも新設計となり、筆圧が4096段階で認識できるとともに、遅延も21msに。同時にヒンジ部分については、165度とほぼ平らな状態でも利用可能になるなど、クリエイターへの配慮がなされている。キーボードカバーは新型の「Surface Pro Signature Type Cover」が用意され、キーストロークは1.3mm。
予約可能なのは6モデルで、Core m3/4GB/128GBモデルが799ドル、Core i5/4GB/128GBモデルが999ドル、Core i5/8GB/256GBモデルが1299ドル、Core i7/8GB/256GBモデルが1599ドル、Core i7/16GB/512GBモデルが2199ドル、Core i7/16GB/1TBモデルが2699ドル。Surface Pro Signature Type Coverは159.99ドルとなっている。なお、LTE対応モデルについても今年後半に提供が予定されている。