筆者は長年、ありそうだけど実はあまりない、とあるスペックのヘッドフォンを探していた。そのスペックとは、Blueoothヘッドフォンでワイヤレス受信、つまり音楽を聴きながら充電ができる、というものだ。
通常、Bluetooth機器というのは充電中は無線機能がオフになる。ヘッドフォンなら、充電中は音楽は聞けないわけだ。
それには理由がある。特に国内メーカーの製品だと、安全性の理由からほとんどが充電中はワイヤレス機能がオフになる、もしくは電源を切るように推奨されているからだ。
しかしつい最近、充電しながらの使用が可能なヘッドフォンを入手した。クリエイティブメディアの「SoundBlaster JAM」。直販で3758円というお手頃価格ながら、不満のない出来だ。
コンパクトなヘッドフォン「SoundBlaster JAM」
SoundBlaster JAMは83gという超軽量なヘッドフォン。NFCに対応しており、タッチ操作でペアリングができる。右側のハウジング部は大きなボタンになっており、電源/再生/停止/通話ボタンとなっている。
周囲にはボリュームボタンがあり、音量調整が可能なほか、低音を強調する「BASS」ボタンも装備。コンパクトボディーながら12時間の連続再生が可能な点もすばらしい。
さて、筆者はなぜ使用中の充電にこだわるのか? Bluetoothヘッドフォンなのだから、ワイヤレスで使うことを前提としており、充電ケーブルをつなげるというワイヤードな形態での使用は意味がない。
そう思われるのも当然なのだが、筆者は必要なのだ。