インテルから、新メモリー技術「3D XPoint」を採用するキャッシュ専用のSSD「Optane Memory」が登場。本日28日より販売がスタートした。発売されたのは、容量16GBの「MEMPEK1W016GAXT」だ。
「Optane Memory」は、低速なSATA接続のストレージ(HDDやSSD)と組み合わせて高速化するキャッシュ専用のSSD。インターフェースはPCI Express(3.0) x2でフォームファクターはM.2 2280。今回発売されたのは、容量16GBの「MEMPEK1W016GAXT」で、Optane Memoryのコントローラーと16GBの3D XPointフラッシュメモリーで構成される。
なお、動作条件として、CPUが第7世代CoreプロセッサーとPCHに繋がるPCI Express×2もしくは×4接続できるM.2スロットを備えたIntel 200シリーズチップセット搭載マザーボード。さらにインテルのRST(Rapid Storage Technology)15.5以降のドライバーが必須となる。
ちなみに、SSDとしてのスペックは、シーケンシャルリードが最大900MB/sec、同ライトが最大145MB/sec、ランダムリード4Kが最大19万IOPS、同ライトが最大3万5000IOPS、MTBFが120万時間。気になるパフォーマンスについては、HDDベースのPCが超サクサク!インテル「Optane Memory」速攻レビューで詳しく解説しているので参照してもらいたい。
価格は約5800円。パソコンショップアーク、オリオスペック、ドスパラ パーツ館、パソコン工房秋葉原BUYMORE店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.で、今日28日から販売が始まる予定だ。