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ピクセラのiPhone直結チューナー「PIX-DT350N」が想像以上に小さい

2017年04月05日 19時30分更新

文● 南田ゴウ/ASCII編集部

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ピクセラのLightning接続のフルセグチューナー「PIX-DT350N」。iPhone 7 Plusと比べてみると、そのコンパクトさが目立つ

 ピクセラからiPhoneのLightning端子に直結するワンセグ/フルセグチューナー「PIX-DT350N」が登場しました。直販価格は税込1万2800円。前モデル「PIX-DT350-PL1」は電源供給用のバッテリーを搭載していましたが、これを不要とすることで重量は約15gと半分に。事前充電も不要で、iPhone/iPadに接続するだけでApp Storeに接続され専用アプリ「モバイルTV(StationTV)」をダウンロード、即テレビ視聴&録画が可能です。

Lightning端子に接続すると自動でApp Storeに接続され、専用アプリをダウンロード可能

 実際には視聴前にチャンネルスキャンの作業が必要ですが、こちらも都道府県のプリセットを選択することで回避可能。ホントにすぐにテレビを観賞できます。ASCII編集部ではアンテナを伸ばさないでも番組を視聴できましたが、電波強度に左右されるためアンテナを伸ばすのがよいかと。また、フルセグ・ワンセグの自動切り替えにも対応しています。伸縮式のアンテナはかなり細く長めなので、手荒く扱って折れないように注意しましょう。

伸縮式のアンテナはかなり細めなので、折れないように注意

 番組視聴中のメニュー画面は非常にシンプルで、視聴アイコンと録画済み番組アイコン、設定アイコンなどが並ぶだけで録画予約はできません。赤の録画アイコンをタップすると即録画が開始されます。なお、録画開始時に録画終了タイミングに現在録画中の番組終了か次の番組終了かまでを選択できるため、録画終了操作は不要です。

赤い録画アイコンを押すと番組録画を開始

録画終了タイミングを指定できる

 “ながら見”機能をオンにすると画面上部にテレビ画面、下部にブラウザーを表示します。番組を視聴しながらの実況や情報検索もラクラクです。また、イヤフォン端子がないiPhone 7だけでなく、Bluetooth接続のワイヤレスヘッドフォンへの音声出力にも可能しています。

画面上部でテレビ視聴、下部にブラウザーを表示する「ながら見」視聴機能も搭載

 ちなみに「PIX-DT350N」はiPhone/iPadがスリープ・待受状態でも接続していると端末のバッテリーを消費するため、使わない場合は取り外しましょう。録画容量はフルセグ番組1時間で約2.25GB、ワンセグで約180MB。録画再生は録画に使った端末のみでDLNAでの番組共有などは非対応。チューナーとしての機能としては少なめで最大録画数は99番組までなので番組の録り貯めには不向き。出先でのリアルタイム視聴に活用したいアイテムです。

コンパクトなのでカバンに入れて持ち歩いてもジャマにならない

  PIX-DT350N
メーカー ピクセラ
サイズ 約47.8×31×9.1mm
(アンテナ・突起部除く)
重量 約15g
消費電力 230mW
受信放送 地上デジタルテレビ放送(ISDB-T)
受信チャンネル UHF 13~52ch
アンテナ ロッドアンテナ
インターフェース Lightning
対応OS iOS 9.3/10.0以降
対応機器 iPhone 7/7 Plus、iPhone 6s/6s Plus
iPhone 6/6 Plus、iPhone SE
iPhone 5s/5c、iPhone 5
iPad Pro(12.9/9.7インチ)、iPad Air 2、iPad Air
iPad mini 4/mini 3/mini 2
iPad(4th gen)、iPod touch(6th gen)
直販価格 1万2800円(税込)

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