世界中からパーツをメーカー直で引っ張ってくる
オリジナルのパーツを企画するのもそうだが、海外にあるニッチなパーツを探していち早く取り入れるというフットワークの軽さもサイコムの強み。大型グラボの脱落防止用ステイの『CARDKEEPER』も、そういったパーツのひとつだ。また、世界でも最大規模となるIT展示会“COMPUTEX TAIPEI”に足を運び、直接メーカーとやり取りしたり、ユニークなパーツを探したりといった足を使った情報収集も精力的に行なっている。現在noctuaやEVGAの製品を扱えているのも、COMPUTEX TAIPEIで直接話に行った結果だという。
単純に組み立てて販売するだけでなく、いいものを探し、積極的に仕入れ、検証し、製品へと取り入れていく姿勢は、むしろ自作マニアに通じるものがある。話を聞けば聞くほど、河野氏がいっていた“こだわりのBTO”という意味が、ひしひしと伝わってくるのが感じられた。
組み立てや修理の現場を見学してきた!
実際にどんなところでBTOパソコンが組み立てられているのか、特別に見学させてもらえたのでその一部を紹介しよう。
(提供:サイコム)