インターネットイニシアティブは3月13日、マルチクラウド化が進む企業のシステム運用を効率化する「IIJ統合運用管理サービス」を発表。4月1日から提供開始する。
クラウドサービスごとに異なる管理ポータルやサポート窓口を統一化でき、APIの異なる複数のクラウドサービスから構成やリソース情報を自動取得できるサービス。
ユーザーはAPI差異を意識することなく、管理ポータルで一元的に管理・コントロールすることが可能になる。
年間1000万件以上のアラートを自動処理している実績を活かし、膨大なアラートを対応が必要か分類できるフィルタリング機能を提供。また、過去の対応履歴(ナレッジ)を活用して、最適な復旧手段をナビゲートすることが可能だ。運用負荷と時間を大幅に軽減できるという。
監視アラートの閾値を過去の傾向から適切かつ自動で設定するため、ディスク容量などの利用傾向が変化した場合も、推移を予測し、余裕をもった通知を実施できる。また、閾値監視では気付かないシステムの不調(サイレント障害)を検知し、早期に対処する。
サービスメニューは以下のとおり。
※プレスリリースに誤りがあり、表を誤って表記しておりましたので、記事を訂正いたしました。(2017年3月22日)