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LINEがAIプラットフォーム「Clova」発表、製品は今年の夏予定

2017年03月03日 17時47分更新

文● ラッキー橋本/ASCII

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 LINEは3月2日、クラウドAIプラットフォーム「Clova(クローバ)」を発表した。

 メッセンジャーアプリLINEと、韓国の検索ポータルNAVERが持つ開発技術やコンテンツ・サービスを活用することにより、スマートなクラウドAIプラットフォームを実現したという。

 Clovaは、「Clova Interface」と「Clova Brain」で構成されている。Clova Interfaceは音声の送受信や合成をする「Clova Voice」、画像認識や顔認識処理をする「Clova Vision」など、人間の五感にあたる。一方Clova Brainは頭脳にあたり、より自然な言語翻訳処理や、ドキュメント・コンテンツなどのレコメンドをするという。

人間でいうと「Clova Interface」は五感、「Clova Brains」は脳だという

 Clova Interfaceで受けた情報と、コンテンツやサービスをCloud上で単に結びつけるのではなく、Clova Brainが、そこにつながるコンテンツ・サービスを最適化していくことを重要視するクラウドAIプラットフォームとうたう。

 今年の夏に日本と韓国でリリース予定のアプリ「Clova App」と、スマートスピーカー「WAVE(ウェーブ)」に搭載し、音声でのホームコントロールやオーディオブック、ニュースや天気情報などを提供するという。

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