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新生活応援ホームシアター構築術第3回

サブウーファーをつなげるだけでも変わる! お手軽なオーディオ増強

2017年03月01日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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シンプルだけど効果大のサブ―ファー
ヤマハ「NS-SW050」

キューブ型のシンプルな形状のサブウーファー。20cmユニットは正面の保護ネット部分に装着されている。右側に見えるのがポートの開口部だ キューブ型のシンプルな形状のサブウーファー。20cmユニットは正面の保護ネット部分に装着されている。右側に見えるのがポートの開口部だ

 おすすめのモデルはヤマハの「NS-SW050」(実売価格 1万8000円前後)。

 同社独自の重低音再生技術「A-YSTII」方式を採用し、ポートから出る空気が発する風切り音の発生を低減する「ツイステッドフレアポート」を採用するなど、上級モデルの技術をしっかりと受け継いだエントリーモデルだ。

「ツイステッドフレアポート」は、花びらのように見える形状で放出される空気の広がりを変化させる仕組み。しかも、内部ではひねりが加わっており、ノイズの原因となる気流の乱れを低減する 「ツイステッドフレアポート」は、花びらのように見える形状で放出される空気の広がりを変化させる仕組み。しかも、内部ではひねりが加わっており、ノイズの原因となる気流の乱れを低減する

 機能としてはシンプルで、AVアンプのサブウーファー出力や薄型テレビの音声出力をオーディオケーブルで接続して使う。

 テレビと組み合わせて使う場合は、音声出力をテレビの音量と連動する可変出力としておくと、テレビのリモコン操作だけでサブウーファーへの音量も連動するので使い勝手が良い。テレビ側のスピーカーとの音量バランスは、サブウーファー側のボリュームで調整しよう。

 このときのポイントは、明らかにサブウーファーが鳴っているとわかるような音量をさけ、控えめに感じるくらいの音量とすること。

 うまく音量バランスが揃うと、サブウーファーが鳴っている感じはしないのに、テレビの内蔵スピーカーの音が格段に迫力を増し、厚みのある力強い音になったと感じるはずだ。

 最初のうちはついついサブウーファーの音を大きくして、パワフルな音で聴いてしまいがちだが、サブウーファーの音が大きすぎると不要な中低音の音が目立ってしまい、テレビ側のスピーカーの音を濁らせ、結果的に聴きづらい音になる 。

 サブウーファーの鳴らしすぎは近隣への迷惑にもなるので気をつけたい。最初のうちはこまめにボリューム調整をしながら、良いバランスの音量を確認しよう。

 うまくバランスが整うと、いつもの音量より小さくしてもまったく迫力不足にならず、明瞭で力強い音が得られることに気付くはずだ。

NS-SW050の背面。入力端子とボリューム、電源ボタンが装備されている。機能的にはシンプルなものとなっている NS-SW050の背面。入力端子とボリューム、電源ボタンが装備されている。機能的にはシンプルなものとなっている

 実はこの方法はかなり有効なテクニックで、比較的安価なサブウーファーを追加するだけでテレビの内蔵スピーカーの音が劇的に向上する。

 内蔵スピーカーでは物理的に再現できない低音を補助してあげるのだから当然の結果だ。特に映画を音を迫力たっぷりに聴くならば低音は欠かせないものなので、効果は大きい。

 比較的安価な予算でテレビの音をグレードアップするならば、ぜひともこの方法を試してみてほしい。

小音量で聴く場合に効果を発揮!

 サブウーファーを追加というと、大音量で楽しむためのものと思われがちだが、実は小音量再生でこそ威力を発揮する。

 深夜など音量を絞って聴くような使い方をするときにもかなり有効。筆者はかなりの大音量派だが、リビングのテレビで夜にテレビ番組を見るときは驚くほどの小音量で聴いている。

 スピーカーの音量は最大値の1/10以下だ。これでまったく不満なくテレビの音が聴こえているのはサブウーファーを併用しているから。中低音がしっかりと補強されるので、声もきちんと聞こえるし、それなりの迫力もある。

 サブウーファーを使いこなすと、大音量だけでなく小音量再生でも高音質化が実現できるのだ。このノウハウはサブウーファー付きのシアターシステムでも応用できるのでぜひ試してみてほしい。

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