東芝は2月24日、メモリー事業を分社化することを正式決定した。1月27日付で社内カンパニーであるストレージ&デバイスソリューションのイメージセンサー事業を除くメモリー事業を会社分割により分社化する方針を発表しており、本日、会社分割にかかわる吸収分割契約を締結した。
3月30日開催予定の臨時株主総会での認証を受け、4月1日から会社分割による東芝の完全子会社は「東芝メモリ」を発足するという。
本会社分割との関係において、今後のメモリー事業の経営資源を確保と東芝グループの財務体質を強化するため、マジョリティー譲渡を含む外部資本の導入を検討している。外部資本の導入については、今後速やかに手続を開始して2017年度のなるべく早い段階での決定を目指すとしている。