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AIを活用して曖昧な表現からも高精度に翻訳して接客を支援

KDDI、AIとオペレーターを併用した訪日外国人接客サポート翻訳サービスを開始

2017年02月14日 16時18分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「KDDI TV通訳」の画面イメージ(左)および羽田空港での実証利用(右)

 KDDIは2月14日、訪日外国人への接客を補助する「KDDI AI翻訳」と「KDDI TV通訳」のサービスを開始した。

 公共施設や商業施設などの窓口業務で訪日外国人への接客・応対をサポートする法人向け翻訳サービス。KDDI AI翻訳は、ディープラーニングを用いることで曖昧な口語表現からも高精度な翻訳を実現。英語・中国語・韓国語に対応し、音声入力または文字入力による質問を翻訳する。料金は1 IDあたり480円/月。

 KDDI TV通訳は通訳オペレーターがタブレットの画面ごしに会話をサポートするサービス。英語・中国語・韓国語のほか、フィリピン語、フランス語、タイ語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語に対応。料金は1 IDあたり従量課金300円/分で、月額料金3000円(無料通話10分込み)/8000円(無料通話30分込み)/1万5000円(無料通話60分込み)の3コースが用意される。

 KDDI TV通訳はすでに羽田空港にて実証利用されており、有効活用できているという。なお、KDDI TV通訳を契約するとAI翻訳は無料で利用できる(価格はいずれも税別)。

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