国内初の360度映像特許技術とカドーデザインによる機器デザインがVRでの接客を変える特化したマーケットプレイス
ナーブ、独自技術のVRによる接客端末『CREWL(クルール)』の量産を開始
2017年02月06日 15時16分更新
VRによる新しいライフスタイルを提案するナーブは、急拡大する接客でのVR活用ニーズに応えて、VR接客端末「CREWL」の量産を開始した。
VR元年と呼ばれた2016年、多様なジャンルでのVRの展開に注目が集まり、中でもVRを店頭などでの接客ツールとして活用するニーズが急拡大している。
そうした状況を受け、VR技術を接客や売買といったビジネスシーンで活用するサービスを展開するナーブは、自社で研究開発したVRによる接客端末「CREWL」の量産を開始したとのこと。
「CREWL」は、老若男女問わず、手軽に使いやすい普及モデルとして設計されたVR端末で、不動産業界を中心に導入が進んでいる。
量産はジェネシスホールディングス中国工場が担当しているとのことだ。
CREWLの特徴は、まず、店舗接客シーンを想定した特許技術による独自の機構を搭載しているところだ。
接客前の店舗カウンター据え置き時には、デジタルサイネージとして映像を表示しつつ、画面部分をくるっと裏返すと、メガネの使用も可能なVR端末になるという面白い仕組みを採用している。
従来のVR端末では、利用しない間はほかのことに使えず邪魔となり、店舗の奥にしまわれがちだ。そうした問題を「CREWL」は解消している。
そのほかにも、プロダクトデザインを、空気清浄機や加湿器などに先進的なデザインを提案しているカドーデザインが担当しているほか、オリジナル国産非球面レンズの採用、そして、不動産事業者向けサービス「VR内見」の提供といった特徴がある。
ディスプレイがくるっと回ってVR端末に変身する「CREWL」、今後街でよく見かけることになるのか注目だ。