UEIは1月16日、発売中の「DEEPstation DK-1000」のラインナップに、19万8000円で購入可能な「Academic Edition」と、コンパクトな筐体の「Basic Edition」のBTOにPascal版TITAN Xが対応したと発表した。価格は39万円。
Academic Editionは、深層学習に興味を持った学生が個人的に購入できるよう、スペックを絞って最低限深層学習に必要な仕様としたもの。購入の際には、学生証または学校職員であることを証明する書類の提出が必要になる。
また、Basic Editionで今回選択可能となったPascal版TITAN Xは、従来搭載されていたGeForce GTX 1080に比べて32%高速で、コンパクトなフットプリントでありながら深層学習プログラミングが可能なモデル。
DEEPstation DK-1000は、ドライバーのセットアップのサポートやハードウェア故障などの対応体制に加え、GUIベースでGPUを使った深層学習を利用可能な「CSLAIER(シースレイヤー)」がプリインストールされている。
Academic EditionのOSは、Ubuntu 14.04LTS。同梱ソフトウェアはchainer、CSLAIER。CPUはインテル Core i7-6700(定格3.40GHz)。チップセットはインテル H110。RAMは16GB(32GBも選択可)。SSDは250GB。HDDは1TB。GPUはNVIDIA GeForce GTX 1070 8GB。
Basic EditionのOS、同梱ソフトウェア、CPU、チップセット、SSD、HDDはAcademic Editionと共通。RAMは16GB(32GBも選択可)。GPUはNVIDIA GeForce GTX 1070 8GBとNVIDIA TITAN X Pascal 12GBで選択可能となっている。