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着るワンオク! ONE OK ROCKの新曲を全身で体感できるジャケットを開発

2017年01月10日 14時49分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

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ニューアルバム「Ambitions」発売記念
ONE OK ROCKの曲を着て聴ける!

 国内外で活躍するロックバンド「ONE OK ROCK」は1月11日にニューアルバム「Ambitions」を発売する。約2年ぶりとなる新譜リリースを記念して、「WEARABLE ONE OK ROCK」なるデバイスを開発し、今日10日と11日にかけて、渋谷のタワーレコード8階にて「世界初の着る試聴会」を開催する。

WEARABLE ONE OK ROCKと制作者のメディアアーティスト・落合陽一氏

 WEARABLE ONE OK ROCKはASCII.jpでも連載をもつメディアアーティストの落合陽一氏が開発。フライトジャケットのMA-1とライダースの2種類が制作され、それぞれ16チャンネル、20個のスピーカーを内部に装着し、周波数や音圧を高度な技術で調整しつつも、しっかりと着られる軽さを実現している。

フライトジャケットMA-1仕様

ライダース革ジャン仕様

約3ヵ月でこれらのジャケットを作り上げたという落合陽一氏。MA-1とライダースで素材が違うのでそれぞれチューニングが違うとのこと

背中からはこのようにコードが出ているが将来的にはワイヤレス化も可能らしい

 筆者もライダースを着させてもらったのだが、背中に重低音が響き、左右の袖や胸元から中音域~高音域が出て思ったよりも高揚感があってフルコーラス聴かせてほしい! とお願いしたくなった。現状では背中から電源などのコード類が出ているが、落合氏によるとすべてワイヤレスにして、着て歩くことも可能らしい。ライブなどで参加者全員がこれを着てスピーカー代わりにしたら楽しそうだ(ONE OK ROCKクラスでは動員数が多すぎて全員に配布は厳しいかと思うが)。

プレスの発表会なのであまりはしゃげなかったが、これはワンオクファンにはたまらんウェアラブルガジェットだ! ボーカルのTakaになりきろう

このように多少動いても音楽は鳴り続ける。ジャケットとしての機能性を維持したまま、スピーカーを配置している

 このイベントは10日は12:00~20:00、11日は10:00~20:00まで実施される。明日11日も10:00からタワーレコード渋谷店特設カウンターにて整理券(先着順)が配布され、無料で体験できるのでONE OK ROCKファンはもちろん、新しいガジェット好きやオーディオファンも楽しんでほしい。

※ONE OK ROCK本人は来ません。

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