10万円の4Kテレビや3万円のハイレゾオーディオ! 2016年お買い得AV機器はこれで決まり!
2016年12月21日 12時00分更新
2016年のお買い得製品を紹介していく本特集。今回はオーディオ&ビジュアルの分野で発売されたお買い得なモデルを紹介していく。
この1年を軽く振り返りつつ、単純に安価で優れた製品だけではなく、多少は高価でも価格以上の価値のある製品を厳選して紹介していこう。
オーディオでは、ヘッドフォン/イヤフォンを中心としたポータブルオーディオの人気の高さはもはや安定したものとなり、製品も多彩なジャンルから発売された。ハイレゾ音源による高音質な音楽再生もかなり一般的なものとなった印象だ。
10万円前後で買える4Kテレビに注目!
シャープ「LC-40U40」
まずはビジュアル方面。夏に登場した4K BDこと「UHD BD」をはじめ、動画配信サービスでも4KコンテンツやHDRコンテンツが登場してきており、4Kテレビの魅力を存分に味わえるコンテンツが増えてきている。
最新の4Kコンテンツでの大きな魅力が「HDR」。ハイ・ダイナミック・レンジの略で、今までに比べると最大で100倍もの高輝度を再現できる技術だ。
このHDRには、2015年あたりから4Kテレビも対応が進んできており、現行モデルでは一部の最普及価格帯のモデルを除いて、ほとんどがHDR対応となっている。
UHD BDやHDRについては、別の特集でも紹介しているが、人間の目で感じられる強い光の再現は、今までのテレビにはなかったリアリティーにあふれた映像表現が可能になった。この映像は誰が見てもひとめで違いがわかるもの。4Kの高精細をフルに活かした映像と言っていい。
というわけで、4Kテレビもいよいよ買い時と言いたいところだが、HDR対応の4Kテレビにも安価なモデルから画質を究めた最上位モデルまで価格差はかなりある。そこで今回は、お買い得企画ということもあって、HDR対応の4Kテレビとしては安価なモデルを選び、その実力を確かめてみた。
それがシャープの「LC-40U40」(実売価格 12万5000円前後)。最安価格だと10万円前後で買えるモデルだが、HDRにもしっかりと対応している。
高画質エンジンとして「AQUOS 4K-Master Engine PRO II」を採用し、高画質化を追求。地デジ放送などのHD映像も「新・高画質4Kアップコンバート」により高精細で見やすい映像を再現する。
また、内蔵スピーカーはオーディオメーカーのオンキヨーとの共同開発によるバスレフ型スピーカーボックスを採用し、より迫力のある音を楽しめる。
このように、ハイエンドモデルのような独特な技術を採用しているわけではないが、基本的な実力や機能面においてはしっかりとした実力を持っている。
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