日本空港ビルデングは12月14日、羽田空港でロボットの実験導入を行なう「羽田空港ロボット実験プロジェクト 2016(Haneda Robotics Lab)」の第1期採択事業社17社を決定、実証実験を開始すると発表した。
これは経済産業省「ロボット導入実証事業」を活用し、国土交通省および経済産業省と連携して実施するプロジェクト。実証実験は12月15日~2017年2月13日のスケジュールで実施され、「清掃ロボット」(4社)、「移動支援ロボット」(5社)、「案内ロボット」(8社)の3種を羽田空港にて稼働させる。
清掃ロボットとしてはフィグラの自動走行清掃ロボット「エフロボクリーン」、FGP-FOTECの窓拭きロボット「windowmate」など。移動支援にはZMPの台車ロボット「CarriRo」や本田技研の「UNI-CUBβ」など。案内ロボットには日立製作所の「EMIEW3」やソフトバンクの「Pepper」、シャープの「RoBoHoN」などが参加。
羽田空港第2旅客ターミナルにて展示ブースを開設するほか、実証実験の様子は特設サイトなどで公開される。