Photoshopも動作! インテルの脅威になる!?
2017年にSnapdragon搭載のWindows 10マシン登場、Win32アプリも動作
2016年12月08日 14時55分更新
クアルコムは、今日8日(現地時間)から中国・深センで開催されているWinHEC(Windows Hardware Engineering Community)において、マイクロソフトとの協業により、次世代のSnapdragonを搭載したモバイルPCでWindows 10をサポートすることを発表した。実際のマシンは2017年の早期に登場予定。
今回発表されたSnapdragon向けのWindows 10とは、スマートフォンで用いられているWindows 10 Mobileではなく、PCで用いられているWindows 10のエコシステムとフルの互換性を持つという。実際に、UWP(Universal Windows Platform)向けのアプリのみならず、Win32アプリも動作する。すでに公開されている動画でも、デスクトップ向けの「Photoshop CC」を操作しているシーンが含まれている。
なおクアルコムは、Snapdragonによって、Gbps級のLTE接続、マルチメディアサポート、機械学習、優れたハードウェアレベルのセキュリティ機能、ファンレスの薄型デザイン、長時間駆動などの要素がモバイルPCでサポートされることになるとアピールしている。
ARMコアを搭載したデバイスでのWin32アプリのエミュレーションについては、先月からウワサとして話題になっており、Windows 10 Mobile搭載のスマートフォン向けではないかとも推測されていた。