インテル セキュリティは12月8日、年末の人気商品に潜むセキュリティー上のリスクを特定する「最もハッキングされやすいギフト一覧」を発表した。ランキングは以下の通りだ。
1.パソコン
2.スマートフォンとタブレット
3.ストリーミング用スティック デバイス
4.スマート ホーム関連機器とアプリ
5.ドローン
1位はパソコンで、消費者の多くもデバイスの脆弱性を認知しているとおり、パソコンを狙った悪意のあるアプリは非常に多い。Windowsデバイス以外にも攻撃の対象になっている。
現代のデジタル化は急速に進んでおり、人々のインターネットへの依存度も高まっている。最近発生したDDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)では、セキュリティー対策をしていないウェブカメラやそのほかのIoTデバイスで構成されたボットネットによって実行され、米国Dynのドメインに接続する多くのサイトがアクセス不能になった。消費者はデバイスを最新の状態にアップデートするほか、パッチを適用してリスクを軽減することが重要だという。インテル セキュリティは、年末を楽しく過ごすために以下のような対策を推奨している。
- デバイスにセキュリティ対策を導入する
- McAfee LiveSafe(マカフィー リブセーフ)など、包括的なセキュリティ ソフトウェアをインストールする
- 安全なWi-Fiのみに接続する
- ソフトウェアを常に最新の状態に維持
- 強度の高いパスワードや暗証番号を設定
- リンクをクリックする前に確認する