話題のVRも高音質な音楽再生も楽しめる個性派スマホ
Alcatel「IDOL 4」
●実売価格3万4000円前後
外箱を兼ねたVRゴーグルが付属し、端末を購入後すぐにVR映像やゲームなどを楽しめる個性派スマホ。5.2型フルHD解像度液晶を採用し、CPUはSnapdragon 617(1.5GHz×4+1.2GHz×4)と、スペック的にはミドルレンジクラスでは平均的。
注目は、JBLが開発協力した3.6Wの内蔵ステレオスピーカーだ。スピーカーは厚さ7.1mmとスリムな本体の端にちょこんと搭載されている。だが、実際に曲や動画を再生してみると、端末のサイズからは想像つかないほど立体的かつ迫力のある音を再生できた。
ステレオスピーカーを搭載したスマホはいくつかあるが、IDOL 4のスピーカーはその中でも一歩抜きん出ている。デスク上にスマホを置いて、動画や音楽を流しっぱなしにする用途なら他のスマホの追随を許さない。スマホでVRや動画、音楽を楽しみたい人にはイチオシ。SIMフリーモデルのほか、au系列のUQ mobileがSIMとセットで取り扱う。
「IDOL 4」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | Alcatel/TCL Communication |
ディスプレー | 5.2型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
CPU | Snapdragon 617 1.5GHz×4+1.2GHz×4(オクタコア) |
メモリー | 3GB |
ストレージ | 16GB |
カメラ | アウト13メガ/イン8メガ |
バッテリー | 2610mAh |
対応バンド(LTE) | 1/3/7/18/19/20 |
対応バンド(W-CDMA) | 1/2/5/6/8/19 |
対応周波数(GSM) | 850/900/1800/1900MHz |
対応SIM | nanoSIM |
無線LAN | 11ac(2.4/5GHz) |
サイズ | 72.5×147×7.1mm |
重量 | 約135g |
有機ELとハイレゾDAC採用、品質にこだわった多機能スマホ
ZTE「AXON 7 mini」
●実売価格4万3000円前後
5.2型フルHD解像度の有機ELディスプレーに、ハイレゾ再生にも対応した旭化成エレクトロニクス(AKM)製のオーディオチップ「AK4962」やステレオスピーカーを搭載。新世代のサラウンド技術である「Dolby Atmos」にも対応と、映像も音も高品質で楽しめるスマホだ。
DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)にも対応し、2枚のSIMを同時利用できる。指紋認証センサーやQuick Charge 2.0急速充電対応のUSB Type-Cも搭載する。
CPUはSnapdragon 617(1.5GHz×4コア+1.2GHz×4コア)とミドルレンジ帯では平均的なスペックだが、4万円前半という価格に対してかなり多機能なモデルとなっている。
「AXON 7 mini」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | ZTE |
ディスプレー | 5.2型有機EL |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
CPU | Snapdragon 617 1.5GHz×4+1.2GHz×4(オクタコア) |
メモリー | 3GB |
ストレージ | 32GB |
カメラ | アウト16メガ/イン8メガ |
バッテリー | 2700mAh |
対応バンド(LTE) | 1/3/8/19/28/41 |
対応バンド(W-CDMA) | 1/6/8/19 |
対応周波数(GSM) | 850/900/1800/1900MHz |
対応SIM | nanoSIM×2(DSDS) |
無線LAN | 11n(2.4GHz) |
サイズ | 71×147.5×7.8mm |
重量 | 約153g |
この連載の記事
-
第3回
スマホ
2016年冬に格安SIMとセットで買いたい低価格スマホをレビュー -
第1回
スマホ
キャリア版を超える最新ハイエンドSIMフリースマホをチェック -
デジタル
2016年冬春の最新SIMフリースマホはこうなっている! - この連載の一覧へ