工場機器やPOSシステムなど、小型PCを導入しつつも耐障害性能を高めたい機器に
2.5インチ×1つでミラーリング環境を構築できるmSATA SSD×2内蔵SSDドライブ
2016年11月29日 17時45分更新
ハギワラソリューションズは11月29日、2.5インチフォームファクタに2機のmSATAタイプのSSDを内蔵する「2.5インチミラーSSD」を発表。12月に発売する。
2.5インチドライブひとつしか搭載していない小型PCでもRAID1(ミラーリング)環境が構築でき、システムやデータの冗長性を向上可能。一方のmSATA SSDが故障してもそのまま連続稼働できるほか、故障したmSATA SSDをスペア品に入れ替えるだけでシステムを復旧するオートリビルドにも対応。
導入にはデバイスドライバーなどのインストールは不要。上位SATA対応なのでBIOSやOSにも依存せず、ドライブを入れ替えるだけでRAID環境が構築できる。RAID運用のための専用ツールが無償提供され、ホスト機器からRAID状態の確認やリビルド、SSDのS.M.A.R.T.情報の取得などが行なえる。
SLC 24nm世代の「RFD2HSシリーズ」(7/15/30/60GB)と、Q-MLC 15nm世代の「RFD2XSシリーズ」(15/30/60/120GB)、MLC 15nm世代の「RFD2LSシリーズ」(30/60/120/240GB)が用意される。いずれもRAID1固定、インターフェースはSATA Gen3:6Gbps準拠。価格はいずれもオープン。