アマゾンジャパンは、Amazonプライム会員向けサービス「Prime Now(プライム ナウ)」の対象エリアを新宿、池袋を含む城北エリアで拡大し、一部地域を除く東京23区全区で利用可能になった。同日にPrime Nowの国内5ヵ所目となる新倉庫をお披露目するとともに新倉庫の紹介を兼ねたメディアツアーを開催した。
ついにPrime Nowは東京23区すべてが対象に
Prime Nowは、都市部に専用倉庫を設けることで1時間配送を実現したサービス。昨年11月に日本でサービスを開始し、現在は最大6万5000点以上の品揃えを提供している。ユーザーに好評だという「Amazon.co.jp売れ筋商品」や上質な食料品や飲料を紹介する「こだわり食品ストア」に加え、ワインの品揃えを強化した。特にスパークリングワインは最大150銘柄が揃っている。
配送の種類は、「1時間以内配送(配送料金890円)」と2時間単位の配達時間を選べる「2時間便 (配送料金無料)」用意。どちらも2500円以上の注文金額が必要。1時間配送の場合は6時~23時59分までの受付で、6時~1時 (一部エリアは午前6時~深夜0時)までに配送される。2時間配送の場合は、24時間の受付で、6時~0時までに配送される仕組みだ。同サービスは世界7ヵ国45都市で提供されているが、深夜1時まで配送を行なうのは日本のみのサービスだという。
ポケモン GO Plusも発売日7時から販売
ポケモン GO Plusも9月16日の発売日朝7時からPrime Nowで販売を行ない2時間で完売したという。また、9月29日に発売したPlayStation 4用ソフト「FIFA 17」の発売4日前に等々力陸上競技場で開催された「川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス」戦ではなんと17個限定でスタジアムの座席まで配送する、配送スピードをアピールしたキャンペーンも実施。どのような商品でも2時間以内に配送される未来は近いのかもしれない。