レーザー光源モデルとランプ光源モデル、いずれも4K投映可能で各種用途に利用可能
キヤノン、レーザー光源4Kモデルとしては世界最小機などプロジェクター2機種を発表
2016年11月08日 19時24分更新
キヤノンは11月8日、4K対応レーザー光源プロジェクターとして世界最小最軽量となる「4K600STZ」、4K対応ランプ光源プロジェクターとしては世界最小となる「4K501ST」を発表。11月15日より順次発売する。
いずれも4Kデジタルシネマ(4096×2160ドット)を上回る4096×2400ドットのLCOSパネルを採用。4K600STZは6000lm、4K501STは5000lmの高輝度で高画質な映像投写が可能。電動1.3倍ズーム、電動フォーカス、上下60度/左右10度の電動レンズシフトを装備、最小40型~最大600型の投映が可能。映像入力はDVI-D×4、HDMI×2、D-sub9ピンやUSB、RJ45によるリモート制御が可能。また、4K600STZSは無線LANも搭載する。
レーザー光源の4K600STZSは、約幅559×奥行き624×高さ201mmという小型サイズに加え、世界最軽量の約26kgを実現。また、HDR機能を備えており、肉眼で見た感じに近い階調表現が可能。レーザー光源は約2万時間交換することなく投写可能。
ランプ光源の4K501STは本体サイズ約幅470×奥行き533.5×高さ175mm、重量は約18kg。明るさ/コントラスト、本体サイズ、無線LAN非搭載などを除けば基本仕様は4K600STZSに準拠。
両機種とも学校の講堂やイベント会場、企業・店舗におけるサイネージやプロジェクションマッピングなど各種用途に利用可能。いずれも価格はオープンで、4K501STは11月15日発売、4K600STZは2017年4月上旬発売。