AROMAによる4ウェイ12ドライバーイヤフォン
ハイエンドのBA型ドライバー搭載モデルでは、トップウィングの扱う香港AROMAの4ウェイ12ドライバー構成ユニバーサルイヤフォン「Witch Girl 12」が注目。すでに先行発表していたモデルだが「秋のヘッドホン祭 2016」で試聴可能な状態で出展されていた。
12ドライバーの内訳は低域4、中域4、高域2、超高域のツイーター2基という4ウェイ構成となっている。ユニバーサルイヤフォンとしては最上位クラスとなる30~40万円台の価格を想定している超ハイエンド機となるが、その微細音の表現力もまささしく最上級だ。
香港メーカーRHAPSODIO社による10ドライバーモデル
ハイエンドの多BAドライバーには新ブランドも登場。香港RHAPSODIO社によるイヤーモニターとしてBAドライバー10基を搭載した「SOLAR」が登場。内部のBAドライバーユニットに音質を向上させる赤外線防止のロゴシールを張り込むなど、細部にまで音質にこだわり抜いたモデル。予想実売価格は18万9800円程度。同社からはチタン筐体のダイナミック型ドライバー搭載モデル「GALAXY」の発売も予定しており、こちらはモニタ用の想定したフラットな音作りを目指している。予想実売価格は14万9800円程度。
NOBLEの新イヤーモニターも登場
イヤーモニターの老舗・NOBLEもイヤーモニター最新モデルとして「New KAISER10」を披露。同社の10ドライバー搭載イヤフォン「KAISER10」をベースとして新規のBAドライバーを搭載したモデルだ。価格は22万円程度を予定。「Sage」は、同じく新規のBAドライバーを2基搭載したモデルで、7万8000円程度を予定している。
DUNUからも新イヤフォン「DK-3001」が登場
サウンドアースの扱うDUNUブランドからは、ハイエンドイヤフォンの「DK-3001」が登場。3つのBA型ドライバーとダイナミック型ドライバーのハイブリッド構成で、2基のBAドライバーが低中域、シングルBAドライバーが高域を担当。ダイナミックドライバーは超低域から超高域(ハイレゾ音域)までをカバーする設計となっている。予想実売価格は5万9800円。
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