オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは10月19日、Dolby AtmosとDTS:Xに対応する3.1.2chバースピーカーシステム「FS-EB70(B)」を発表した。11月上旬に発売予定で、価格は14万400円。
FS-EB70(B)は、高さおよそ5.3cmのバースピーカー部に上向き用スピーカーを採用し、オブジェクトオーディオのDolby AtmosとDTS:Xの再生のほか、映画や音楽などさまざまなAVソースで三次元音場を楽しめる。リアルスピーカーなしでも臨場感が楽しめるという「サラウンドエンハンサー」モードを搭載する。サラウンド再生用の自動音場補正技術「MCACC」や、マルチチャンネル再生で発生する低音のズレを解消する「フェイズコントロール」技術も備えている。
また、機器を接続するAVレシーバー部をラックに収納できるように独立させることで、ケーブルの集約が可能。加えて、専用ケーブル1本で接続できるバースピーカー部と配線が必要ないワイヤレス仕様のサブウーファー部により、手軽に設置可能だとしている。
そのほか、「Google Play Music」などの対応音楽アプリをインストールした端末から楽曲を楽しめる「Google Cast」機能を搭載。76MHz~95.0MHzのワイドFM対応のFMチューナーを内蔵し、インターネットラジオはradiko.jpとTuneInが利用可能だ。無線規格は2.4GHz/5GHzのデュアルバンドWi-FiとBluetoothに対応する。
HDCP2.2やHDRに対応したHDMI入出力端子を備え、最新の4KテレビやUltra HD Blu-ray機器と接続することで高品位映像コンテンツが楽しめる。サイズは、AVレシーバー部がおよそ幅445×奥行303×高さ69mm、スピーカー部がおよそ幅950×奥行80×高さ53mm、サブーウーファー部がおよそ幅261×奥行269×高さ338mm。