オーディオテクニカは10月13日、ターンテーブル2機種、VMカートリッジ12機種を発表した。
ターンテーブルの新モデルは7年ぶり。近年のアナログレコード人気を背景に、アナログ関連製品のラインナップ拡充を図るという。ターンテーブル2製品は、レコード音源をパソコンへ録音できるUSB端子を搭載。アナログレコードの音をデジタル化して持ち歩ける。また、アクティブスピーカーをつないでレコードを再生できるフォノイコライザー(PHONO/LINE)を内蔵している。
「AT-LP5」は、スタイリッシュなデザインと充実の機能を両立したダイレクトドライブターンテーブルだ。
専用設計のVMカートリッジAT95EXと、アルミニウム製ヘッドシェルAT-HS10を搭載。独自デザインのJ字型トーンアームが特徴。着脱式RCAコネクターとアースコネクターを採用し、メンテナンス性や拡張性に優れている。発売日は11月18日で、市場予想価格は5万円前後。
「AT-PL300USBII」はアナログレコードのエントリーモデル。
フルオート再生機能を搭載し、レコードをセットしSTARTボタンを押すだけでアナログ音源を楽しめる。プラッターにはアルミニウム合金ダイキャスト仕上げを採用し、クリアな音を再生する。発売日は11月18日で、市場予想価格は2万円前後。
VMカートリッジはカートリッジ9機種、シェル付きモデル3機種をラインアップ。コイルを一新し、高い解像度を保ちながらも中低域のボリューム感をアップし音質を向上させた。発売日は12月9日。製品のラインアップと市場予想価格は以下の通りだ。
- VM760SLC 8万6400円
- VM750SH 5万4000円
- VM740ML 4万5360円
- VM540ML 3万4560円
- VM530EN 2万4840円
- VM520EB 1万7280円
- VM510CB 1万5660円
- VM670SP 2万1600円
- VM610MONO 1万8360円
- VM540ML/H 3万8880円
- VM530EN/H 2万9160円
- VM520EB/H 2万1600円