ドイツのケルンにて9月20日から開催された「Photokina2016」。ブース全体を見て回った感想として、レンズ一体型のいわゆる「コンデジ」の新発表は少なめの印象だった。
そのかわり、スマホ連携のアクションカムやアクセサリーに力を入れているメーカーが多くなっている。
そこで本記事では、フォトキナブースで見たレンズ一体型のコンパクトデジカメからアクションカム、アクセサリーなどをピックアップしてレポートしていく。
パナソニックは1インチセンサーの
プレミアムコンパクト「LUMIX LX9」を発表
パナソニックは今回のフォトキナで新製品としてレンズ交換式を2モデル、一体型を2モデル発表している。
その一体型のひとつが1インチセンサーを搭載したコンパクトモデルの「LUMIX LX9」(海外モデル名:LUMIX LX15)だ。
1インチと大型のセンサーだけでなく、レンズは24ー72mm F1.4-2.8と明るいレンズを搭載したプレミアムモデル。EVFは非搭載だが、背面のディスプレーが180度チルトするので、自撮りなどに最適。
また、4K動画記録機能や、4Kフォトにも対応しているので、コンパクトサイズでも高精細な写真&動画を残したいというユーザーにオススメ。
国内では11月17日に発売予定で、予想実売価格は9万5000円前後。
さらに1インチサイズのセンサーを搭載した20倍ズームの「LUMIX FZH1」(海外モデル名:FZ2000)も展示。レンズ交換式の「LUMIX GH4」と同等の動画撮影機能を装備し、4K動画の撮影にも対応している。
電源をオンにすると、レンズが自動でせり出しますが、使用中にズームをしてもそれ以上には伸びない仕様。動画撮影中にズーム動作でブレたりしないのが◎。国内での発売は11月17日の予定で、予想実売価格は17万3000円前後となっている。
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