さて、久しぶりの油没冷却になる。Atom版スティックPCを思いつきで沈めてみたところ、予想外にも好調な冷却状況になったため、その後もLIVA Coreを沈めてみたり、A10-6800Kを沈めてみたりしてきたが、今回の特集はCore m版スティックPCの油没だ。
性能的にも狙い目のスティックPCで、Atom版が抱える非力さを解決したバージョンともいえる。というわけで、とある販社に「Core m版スティックPCを沈めたいの!」と言うだけいってみたところ、お中元が届いた。
「なにかの間違いだろう」と編集氏が確認を取ったところ、「お中元のAtom版15台を使っておもしろいことをしてもらえれば、Core m版スティックPCを油沈してもいいですよ」との回答だった。
そんなわけで、特集第1回と第2回では、Atom版スティックPCを用いて楽しいことをするわけである。
とりあえず、積みスティックPC
どうしたものかと考えつつ、取り急ぎ、積み木をして遊んでみた。CPUのパッケージで積み木をする紳士諸君を思い出したからだ。
ASCII.jp読者諸君においては、自宅になぜかCPUのパッケージが10個はあるハズなので、よくあるアクションのハズ。なんとなく買ってしまったものの、通電すらしていない「Athlon X3 435」とかあるのではないだろうか。なんで買ったんだろう俺……。
といったことを楽しんだあとに、高くしたらどうなるだろうか。そういえば、微妙にパッケージごとで重量バランスが異なっている。この理由は同梱されているACアダプターやUSBケーブル、HDMI延長ケーブルの配置によるもの。
15個もあると、すべて同じように詰め込まれているのではないと、どこかで役に立つかもしれない情報を得つつ、積み上げ開始。ポイントは土台の個数。2個の場合だと前後の揺れにとても良かったため、扱いにくそうな重心のものを土台として4つ配置。
そこからは2個にしたり、1個にしたり、たまには横に向けたりといった感じでバランスを取っていった。CPUパッケージの場合は、CPUとリテールクーラーだけなので、バランスは取りやすいだろう。どうにもバランスが取れないときはパッケージを振って、中身のバランスを調整するのも効果的だ。
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