ビンテージキーボード満載の「80's Room」
普通にバンドで使ってもいい感じのG-Roksですが、今回の改装のポイントは、STUDIO 3が「80's Room」というヴィンテージキーボードを揃えたスタジオに生まれ変わったこと。以下の様なシンセやキーボードが常設機材として揃っています。
KORG Polysix
KORG M1
KORG Wavestation
YAMAHA DX7
Sequential Circuits Prophet 5
Sequential Circuits Prophet-600
Oberheim OB-Xa
Fender Rhodes Student Model
YAMAHA CP-80
KORG BX-3
げげっ、マジすかという感じです。ドラムやベーアン、ギターアンプもほかのスタジオ同様、常設機材として用意されているので、キーボードメインのバンドには最高なのではないでしょうか。もちろん、シンセを触りに行くだけでも楽しそうです。
実は、このスタジオを使って、以前ASCII.jpのインタビューに答えてもらったM.Kitasonoこと、北園みなみさんが、自身の作・編曲となる新曲をレコーディング。我々が取材した当時は、まだネットで騒がれていた頃でしたが、今はレコード会社に所属してプロの音楽家として活動されています。
実際にスタジオを使って作った北園さんの新曲がこちら。
次回は、そのレコーディングに参加された、とある高名なマニュピレーターの方に、80's Roomの機材とレコーディングの模様についてうかがっていきましょう。
G-Rocks下高井戸スタジオ
アクセス:杉並区下高井戸1-15-12
電話番号:03-3325-3311
営業時間や料金はお問い合わせください。
http://groks.co.jp
著者紹介――四本 淑三(よつもと としみ)
1963年生れ。フリーライター。武蔵野美術大学デザイン情報学科特別講師。新しい音楽は新しい技術が連れてくるという信条のもと、テクノロジーと音楽の関係をフォロー。趣味は自転車とウクレレとエスプレッソ