■晴れた日は5V/2A近い発電量! 「ポケモンGO」も快適に遊べる
さっそく、晴れ渡った14時前後の河川敷で発電性能をチェック。炎天下のなか「PowerPort Solar」を河川敷にそのまま置いて「iPhone 6s」を充電したころ、iPhone 6sの標準充電電力と同じ5V/1A前後で充電できた。
とはいえ「PowerPort Solar」の最大出力は2ポート合計で5V/3Aだ。炎天下での性能はこんなものではないはず。
そこで、入力5V/2Aのモバイルバッテリーを2台接続して最大の発電性能を確認できるようにセッティングした。さらに、ソーラーパネルを太陽の方向に向けるなど、角度を変えて太陽からの照度と発電量を計測している。結果が以下のとおりだ。
正面方向 | 斜め方向 | 逆方向 | |
---|---|---|---|
照度 | 110000lx | 54000lx | 8500lx |
発電量合計 | 4.8V/1.9A前後 | 4.8V/1.6A前後 | 5V/0.08A前後 |
「PowerPort Solar」を太陽方向に向けると出力が向上し、合計4.84V/1.93A前後と、ほぼ5V/2Aに近い発電量で動作した。照度も110000lxとかなり高い。これだけの電力があれば、数時間でスマホはもちろん5000mAhクラスのモバイルバッテリーもかなり充電できる。
太陽と斜めの状態だと照度は55000lxに落ちるが、それでも4.84V/1.68Aとスマホやモバイルバッテリーを充電するのには十分な発電量を確認できた。
一方、太陽と逆方向に向けるとまったく発電しない。発電量も5V/0.08Aで「PowerPort Solar」の動作も不安定になり、実質動いていないといっていい。パネルが影に入るとほぼ充電できないと見て良さそうだ。
この連載の記事
-
第2回
スマホ
モバイルバッテリーの充電効率と速度をチェックする -
第1回
スマホ
今買うべきオススメのモバイルバッテリーはコレだ! -
スマホ
モバイルバッテリーの選び方 - この連載の一覧へ