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ZTE、ミュンヘンデザインのオシャレなSIMフリー機「BLADE V7 Max」発表

2016年09月09日 18時59分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

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 ZTEは今日9日、ミュンヘン生まれの高級感あるデザインと、サイド指紋センサー、4G/3G待受可能など、多彩な機能が盛り込まれたSIMフリースマホ「BLADE V7 Max」の発表会を都内で行なった。

冒頭の挨拶をした、ZTE 代表取締役社長 李 明(リ・ミン)氏(右)

 スペックはCPUはMediaTek(MTK6755M)のオクタコア1.8GHzを搭載し、メモリー3GB、内蔵ストレージ32GB、ディスプレーは5.5型のフルHD対応と、ほぼフラッグシップ級。カメラはリアが1600万画素、フロントが800万画素とまずまずの性能。さらに前述したとおり、サイドの指紋センサー、4Gと3Gが同時待受可能(DSDS)など利便性の高い機能も備えている。

メタルで質感も良く、デザイン的にも優れている

格安スマホにありがちなプラスチッキーな感じはない

グローバルではあまり珍しくなかったが、日本でDSDSが採用されたのはまだ珍しい

指紋センサーがサイドにあるので、指が置きやすい

 とくにDSDSは今後のスタンダードになる機能であり、音声SIMとデータSIMをそれぞれ挿すことが可能なので、例えば音声通話はキャリアのSIM、データ通信はMVNOのSIMとすれば、料金も抑えられるだろう。この機能をZTEもプッシュしているらしく、プレゼンテーションでも重点的に説明があった。

 大きさは77×154×7.2mmに重さは167gと5.5型らしいサイズ感。メタルを使用したボディーはラウンドしたデザインで、持ちやすい。

 最大の特徴はこれだけのスペックながら価格が税抜3万4800円と、非常にコスパに優れている点。ZTEの李社長もこの点をアピールしていた。

 ミドルハイとはいえ、ハイエンドに近いスペックで価格もそこそこ。これから格安SIMデビューしようと考えている人にはオススメの端末だ。

あまり派手すぎないゴールドと、上品なデザインで見た目はかなりいい

上部にはイヤホンジャック、下部はUSB Type-Cが採用されている

フレームはサンドブラスト加工がされている

表面のガラスは端の部分がラウンドしていることがわかる

上下はチェック柄がアクセントになっている。カメラの出っ張りは気にならない程度

右側には指紋センサー、左側にはSIMのスロットもある

DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)なので、違う事業者のSIMを同時に使えるので便利。海外だけでなく日本でも重宝するだろう

  BLADE V7 MAX BLADE V7 Lite(参考)
メーカー ZTE
ディスプレー 5.5型液晶 5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット 720×1280ドット
サイズ 約77×154×7.2mm 約70.2×143.8×7.9mm
重量 約167g 約135g
CPU MediaTek MT6755M
1.8GHz(オクタコア)
MediaTek MT6735P
1GHz(クアッドコア)
メモリー 3GB 2GB
ストレージ 32GB 16GB
外部ストレージ microSDXC(最大128GB) microSDHC(最大32GB)
対応ネットワーク LTE:1/3/5/8/19
W-CDMA:1/6/8/19
4バンドGSM
LTE:1/3/5/8/19
W-CDMA:1/6/8/19
4バンドGSM
無線LAN IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
OS Android 6.0 Android 6.0
カメラ画素数 リア:16メガ
/イン:8メガ
リア:8メガ
/イン:8メガ
バッテリー容量 3000mAh 2500mAh
SIM形状 nanoSIM×2 nanoSIM×2
カラバリ ゴールド、シルバー シルバー、グレー
価格(税抜) 3万4800円 2万1800円

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