修理代金が実質タダになるモバイル保険、中古端末もOK
ここまで見てきたように、iPhoneは日本でのシェアが高いこともあり、全国さまざまな場所で修理が受けられるほか、宅配業者を利用した配送修理も可能など、修理しやすい環境がかなり整っていることがわかります。一方、修理代金はというとそもそも本体価格が高価なので、そのぶんかなり高額。深刻な故障や破損については、有償のApple Care+に加入していても、修理料金を別途支払う必要があるなどさらに出費がかさみます。そこで検討したいのがスマホなどに特化した「モバイル保険」という保険サービス。本来比較対象にはなりませんが、延長保証サービスの「Apple Care+ for iPhone」と比べると、オトク度は一目瞭然です。
「モバイル保険」とApple Care+の違い
モバイル保険 | Apple Care+ for iPhone | |
---|---|---|
月額 | 700円 |
666円※1 (一括払い15,984円) |
申し込み期限 | 購入後1年未満 | 購入後30日以内 |
サービス利用時の負担金額 | 保険金額の範囲内なら0円 |
画面割れのみ 3672円 そのほかの修理 12,744円 |
補償を受けられる回数 |
1年間に上限10万円に 達するまで何度でも |
過失や事故による損傷の場合 2年間に2回まで |
対象台数 | 3台(切替可能) |
1台 (契約しているiPhoneのみ) |
画面割れ、水濡れ 全損時の補償 |
○ |
○1回につき別途3,672円〜 12,744円の支払いが必要 |
盗難時の補償 | ○ | × |
※NTTドコモ、ソフトバンクで契約した場合の月額支払額。au契約の場合は初回1,080円、2回目以降648円となる。 |
Apple Care+ とは異なり、「モバイル保険」は保証サービスではなく、保険サービスなので、月額の支払い以外の追加料金は不要です。つまり、ガラスが割れようが水没しようが、補償の範囲内なら実質ダタで修理できます。正規サービスプロバイダーだけでなく街の修理店を利用した場合でも補償してくれるのもポイントです 。また、盗難やメーカー修理が不能の場合でも、最大で2万5000円が返ってきます。
補償内容もかなり充実しており、月額700円で計3台を補償対象として登録できます。対象機種は「無線通信可能な端末」なので、スマホはもちろん、タブレット端末やゲーム機、ノートパソコンなども含まれます。
補償金額は、3台のうち主端末に設定したものに最大10万円、副端末に設定したものに最大3万円。主副端末合算で1年間に最大10万円が補償されます。
iPhoneを含む中古端末、SIMフリー端末なども補償対象になるのもうれしいポイントでしょう。現在、秋葉原では「ポケモンGO」専用端末として中古のiPhone 5sが売れていますが、こういった端末も補償されるわけです。
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