声だけではなく顔も見たいし、動いている方がもっと楽しい
発信者の様子を着信通知に生配信「Google Duo」を試した! FaceTimeを超える?
2016年08月16日 13時00分更新
5月に開催された開発者イベントGoogle I/Oで発表した、グーグルの新ビデオ通話アプリGoogle Duo。そのウリは、着信通知画面上に連絡してきた相手が「生配信状態」で表示されること。
8月16日からAndroid版、iOS版とも提供をスタート、数日で全世界のユーザーが利用できるという。いち早くアプリを試用できる権を入手したので早速試してみた。
Google DuoはAndroid、iOSで相互に利用可能で、お互い電話番号を知っている相手とビデオ会話することができる。アプリをダウンロードしたら、まず電話番号を登録。すると確認用のPINコードが送られてくるので、入力すれば利用可能。
ちなみにビデオ通話をかけてきた相手を「生配信状態」で見る機能は「ノックノック機能」と名称がついている。この機能を「オン」にしておかないと、いたってフツーなのでお忘れなくチェックしよう。
というわけで、ドロイドさんに初Google Duoをかけてみた。アスキー編集部でモデルとして露出率が高いニシマッキーとジサトラ ショータを誘ってみたが、相手が着信する前から「生配信されている」という事実を疑ってか、二人とも顔が半信半疑の表情をしてますね……。
実際にGoogle Duoしてみた感想としては、まるで●リー・●ッターの世界な感じで、楽しい! まさに「いま!」が、着信時に伝わってくる。今後、サービスが始まって、もし発信者が暗い顔してたら「受信するの止めちゃおうかな」なって、ことが当たり前になってきそう。
操作はとてもシンプルなので、ガラケーを利用しているわたしの親でも、スマホ―デビューしたあかつきには簡単に利用できるはず。
Google Duoのサービスは、モバイルのみでデスクトップ版の提供予定はいまのところなし。通話はWi-Fi接続だけでなく、モバイル通信にも対応。画質は最大で720p。エンドツーエンドでの暗号化を実現している。利用にあたって、双方でグーグルのアカウントを取得する必要はなく、電話番号が確認できればOK。また、あくまでも「ビデオ通話」サービスのため、「通話のみ」に切り替えることはできない。