こちらはiPadで利用した場合。通常のKindleストアで購入した電子書籍と同じように、デバイスにダウンロードしてオフラインで楽しむことが可能です。
利用は10冊まで
Kindle Unlimitedでデバイスに同時に追加できるのは、最大で10冊まで。10冊以降は通常購入しかできなくなりますが、いったんアカウントから書籍の登録を削除して、空きを作れば、ふたたび読み放題の範囲内で電子書籍を閲覧できるようになります。このあたりは、AmazonのVODサービス「プライムビデオ」とも似た仕組みが導入されていますね。慣れれば問題ありませんが、この削除の手間はすこし面倒かも。
今後の対象書籍の拡大にも期待
肝心な品揃えですが、メジャータイトルは網羅! というわけではなく、対象になっている本や漫画もあれば、そうでないものも多いという印象。また、例にあげた「信長のシェフ」は1巻のみ読み放題の対象で、以降は通常購入の必要があるという形式です。このあたりは、iBooksで1〜3巻あたりまで無料で、それ以降は有料というパターンにも似ていますね。現時点では読みたい作品を読みたいだけ、というわけにはいきませんが、順次対象書籍は拡大しているようなので、今後の動向にも注目です。
とはいえ、高額な書籍も、すべて月額980円で楽しめるのは大きな魅力。たとえば500円〜1000円ほどの読みたい本がKindle Unlimitedの対象になっていれば、1〜2冊読むだけで980円分はカバーできます。
また日頃から読書の習慣がある方ならば、登録しておいて、読みたい書籍を見つけたら読むというスタイルでも楽しめそう。登録から1ヵ月は無料なので、試用してみてはいかがでしょうか。
■関連サイト
・Kindle Unlimited
・Amazon