アニメかと言われると微妙かもしれないが……
――最後にファンの方々へメッセージをいただけますでしょうか。
石ダテ監督 なりあ☆がーるずは、僕としては、アニメなのかと言われるとアニメだと言い切れない不思議な作品だと思っています。だから、撮影現場にみんなが参加して、かつ、そこで撮影されたものが編集されて地上波に流れるという、この構造を楽しんでもらいたいと思っていますね。一風変わったイベントのひとつだと思っているので、そういうところを楽しんでいただけたらいいなと。
そして皆さんに「アニメってなんだろう?」って考えるきっかけになってくれたらいいかな、と思っています(笑) これはアニメを好きな人にしか楽しめない疑問だと思うんです。
1/3が終わった現時点で、ここまで持ってこられたという手応えではあるので、このおもしろさをもっとたくさんの人に伝えられたらいいですね。
――トラブルはないですか?
cort システム的には安定はしてますが、配信などでたまにトラブったりすることはあります。それでも原因不明のトラブルに悩まされるということはなくて、こうすれば直せるという想像がつくものばかりです。そういう意味では、視聴者が期待しているようなトラブルは発生していないのですが、起こったトラブルも一緒に楽しんでいただければと思っています。
キャラクターもかわいい。私個人としては、ちょっと“ぽんこつ”なところを愛でるような楽しみ方をオススメしています。
── 実際に見てみると、こんなすごいシステムがあるんだって驚きますね!!
cort どのタイミングで話そうか、それとも黙ってようかと悩みましたが、実はこのKiLA。なりあ☆がーるずに採用されるより前、開発したばかりのタイミングで、一度ASCIIに取材の案内を出したことがあるんですよ。一番最初に取材してほしいなって思って。華麗にスルーされましたが(苦笑)。
── え~っ!! それは全然、知りませんでした。ホント申し訳ありませんでした!!!!!!!(冷汗)。最後は驚きの展開で締まってしまったこの取材。意外な突っ込みに恐縮しつつ、楽しい取材を終えることができました。ありがとうございました!
©なりあ☆がーるず製作委員会