一見ふつうのスマホに見える「arrows SV」は
軽量コンパクトながら防水防塵耐衝撃に対応
ドコモの富士通製スマホ「arrows SV F-03H」はごくふつうのスマートフォンのような外観だが、厳しい防水、防塵、耐落下試験を見事にパスしたタフネス端末。「iPhone 6s」より0.3型大きい5型ディスプレーを搭載しているにもかかわらず、重量は2グラム軽い141グラムの軽量ボディーに仕上げられている。
スマートなボディーながら米国国防総省調達基準14項目に準拠
「arrows SV F-03H」のサイズは72(W)×7.8(D)×144(H)mm。このスマートなボディーを実現しつつ、防水(浸漬)、防水(風雨)、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、塩水耐久、高温動作、高温保管、低温動作、低温保管、定圧動作、低圧保管のMIL-STD-810Gの14項目をクリアしている。
サイドフレームは対傷性の高いハードアルマイトを採用
タフネススマホといえど、傷が付いたらショックなことに変わりはない。その点、「arrows SV」はアルミ生地に厚いアルマイト層を重ねたハードアルマイト仕様になっており、高い対傷性が確保されている。スマホを保護ケースなしで使っていても、落とした際の傷が最小限で済むのは安心感が高い。
ワンセグアンテナ内蔵なので外付けアンテナは不要
昨今の最新スマートフォンはワンセグ用に外付けアンテナが用意される機種も多いが、「arrows SV」は伸縮式の専用アンテナが本体に内蔵されている。アンテナの役目を果たすイヤフォンケーブルなどを装着することなく、ワンセグ放送を受信できるのも利点のひとつ。
メイン約90度、サブ約80度の広角レンズで広く撮れる
カメラ性能も非常に充実している。メインカメラのレンズはF値2.0と明るく、イメージセンサーはソニー製の積層裏面照射型1310万画素CMOSセンサー。そしてメインカメラは約90度、サブカメラは約80度の広角レンズを搭載しており、景色や人物をより広い範囲で撮影できる。アウトドアに出かけた際の記念撮影に威力を発揮すること間違いなしだ。
ヒューマンセントリックエンジンで使い勝手を向上
「arrows SV」には、直射日光下で輝度とコントラストを自動調整する“スーパークリアモード”、画面を見つめている間はスリープに入らない“持っている間ON”、ブルーライトを約30%カットする“ブルーライトカットモード”、環境光に合わせて画面の色味を自動調整する“インテリカラー”など、スマートフォンの使い勝手を着実に向上させる富士通の独自技術「ヒューマンセントリックエンジン」が実装されている。派手さはないが、どれもいちど使ったら手放せなくなる機能だ。
「arrows SV F-03H」で撮影した写真
| 「arrows SV F-03H」の主なスペック | |
|---|---|
| キャリア | ドコモ |
| メーカー | 富士通 |
| ディスプレー | 5型液晶 |
| 画面解像度 | 720×1280ドット |
| サイズ | 約72×7.8×144mm |
| 重量 | 約142g |
| CPU | Snapdragon 410 1.2GHz(クアッドコア) |
| 内蔵メモリー | 2GB |
| 内蔵ストレージ | 16GB |
| 外部メモリー | microSDXC(最大200GB) |
| OS | Android 6.0 |
| 最大通信速度 | 下り最大150Mbps |
| VoLTE | ○ |
| 無線LAN | IEEE802.11n |
| カメラ画素数 | リア:1310万画素/イン:500万画素 |
| バッテリー容量 | 2580mAh |
| FeliCa | ○ |
| NFC | ○ |
| ワンセグ/フルセグ | ○/× |
| 赤外線通信 | × |
| 防水 | IPX5/IPX8 |
| 防塵 | IP6X |
| 耐落下 | 落下試験実施 |
| 耐塩水 | ○ |
| 耐海水 | - |
| 生体認証 | × |
| SIM形状 | nanoSIM |
| 連続待受時間(LTE) | 約640時間 |
| 連続通話時間(LTE) | 約770分 |
| カラバリ | ゴールド、ブラック、ホワイト |
| 実質負担額 | 2万736円(2年契約時) |












