サーモスは7月21日、食卓上での利用を想定した「サーモス 真空断熱テーブルスープジャー(KJC-1000)」を発表した。9月1日発売で、希望価格は6480円。
KJC-1000はスープやお湯の温かさをテーブル上で保つスープジャー。お湯と具材・調味料を入れて待つだけというスープを作ったり、鍋で作ったみそ汁を保温しておく用途に向いているという。
製品が発売される背景には、サーモスの「真空断熱フードコンテナー」にある。もともとお弁当で温かいスープを持ち運べるのがウリのフードコンテナーだったが、同社が調査したところ持ち運び以外に使用していることがわかったそうだ。保温調理用の調理器具、家族への作り置きに使われていたという。
KJC-1000は調査をもとに食卓で使いやすいサイズ・容量で開発をすすめ、サイズは幅170×奥行き170×高さ175mmで重さ約600g、容量は1リットルになった。
サーモスおなじみの真空断熱構造を採用し、保温効力は2時間で約74度以上、保冷も2時間で約8度以下を保てるという。また熱いお湯を本体に注いでも外側は熱くならない。
テーブルの上で火を使うことがないので、小さい子どもがいる家庭で安心して使うことができそうだ。また冬にはおでんなど、煮崩れさせたくないが温かい状態で食べたいものに向いているだろう。
スープジャーは新機構、新サイズ
テーブルジャー発売のきっかけになったスープジャーもリニューアルする。新たにフタを3つのパーツに分け、お手入れを簡単にした。
カラーは3色で展開する。
また、スープジャーのラインナップに大容量モデルを追加。5リットルの容量はチェーン店の牛丼大盛りが入るそうだ。
両モデルとも発売は9月1日から。
コーヒーメーカーや大人気ボトルのカバーも
コーヒーメーカーはカラーを刷新し、0.63リットルと1リットルサイズの2モデルを用意した。
1リットルモデルはマイコン制御で蒸らすことで美味しく抽出できるとしている。またドリップ開始時間をタイマーセットできる。0.63リットルモデルの機能はシンプルで本体にはドリップボタンのみ。サイズはコンパクトに仕上げた。
これらの製品群も発売は9月1日から。