1995年刊行、全世界で600万部を超えるベストセラーを記録したグラハム・ハンコック『神々の指紋』(上・下巻)電子書籍版が23日に登場した。刊行記念で7月21日までの1ヵ月間は上・下巻ともに10円(税込11円)。
エジプトのスフィンクス、南米アンデスの神殿ティアワナコ、メキシコの太陽と月のピラミッドなど、世界各地を独自調査した結果をもとに、著者の独自説を展開するノンフィクション。刊行時は物議をかもした話題作だ。
プレスリリースでは、「なぜ今『神々の指紋』なのか?」と題する月刊『ムー』三上丈晴編集長インタビューが掲載。いま『神々の指紋』が再評価されている理由、刊行当時同書が学者たちに批判された理由を語っている。
「先史文明の存在はアトランティス大陸と同様、アカデミズムではタブーに近いのです。神話を史実とみなすことは現代の歴史学ではご法度であり、ましてや超古代文明が滅亡した原因が地球的規模の天変地異にあると主張することは斉一論を是とする学者にとって、到底受け入れられるものではなかったのです」
10円でアカデミズムのタブーにふれるチャンスだ。KADOKAWA刊。
盛田 諒(Ryo Morita)
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