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有線時との音の違いがほぼない

イヤフォンをワイヤレス化するソニーレシーバーは音が劣化しない!

2016年06月04日 12時00分更新

文● 四本淑三 撮影●篠原孝志(パシャ)

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 MMCX端子付きのイヤフォンをワイヤレス化する、Bluetoothヘッドセット「MUC-M2BT1」。ソニー製イヤフォン「XBAシリーズ」用の純正アクセサリーとして売られているものですが、昨今のモバイルオーディオ事情を考えると、かなりおもしろい存在です。

 たとえば、次期iPhoneから薄型化のためヘッドフォン端子が消滅するというウワサが絶えません。今のところはウワサに過ぎませんが、リーク情報そのままの製品が出てきがちな最近のAppleの傾向からすると、本当にそうなりそうなのが怖いところ。

 もしウワサが本当なら、おそらくワイヤレスでBluetooth接続に。標準で付属するイヤフォンは、Lightning接続になるのでしょうか。となるといままで愛用してきたイヤフォンはどうなるのか? そもそもBluetoothは音質が……。

 と、ウワサの行方は気になるわけですが、最近のBluetooth機器の音質改善には目覚ましいものがあります。特にMUC-M2BT1は、96kHz/24bitの「ハイレゾ相当」で伝送できるというソニー独自のコーデック「LDAC」に対応していることから、Bluetoothレシーバーのスペックとしては最新のものでしょう。

 もしiPhoneからヘッドフォン端子が消えても、これさえイケていれば安心かも。そんなあいまいな近未来を見据えつつ、改めてMUC-M2BT1を試してみました。

価格は2万390円、付属にmicroUSBケーブル、専用ポーチ、クリップがついてきます

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