HTC NIPPONは6月1日、同社の新フラグシップスマートフォンとなる「HTC 10」を発表した。
主なスペックは、ディスプレーが5.2型のWQHD解像度IPS液晶、CPUがSnapdragon 820(クアッドコア、2.2GHz+1.6GHz)、メモリーが4GB、ストレージが32GB。3CC CA(2.5GHz+800MHz+2GHz)に対応し、下り速度は最大370Mbps。上り速度は最大25Mbps。またホームボタンにおよそ0.2秒でロック解除できるという指紋認証機能をそなえる。
1枚の金属を加工した継ぎ目のないボディーと、サイドの面取りがデザイン上の特徴。また金属製シャーシのエッジと、ディスプレーガラスとの継ぎ目がシームレスに一体化するよう設計している。
カメラはインカメラ/アウトカメラともにF=1.8のレンズを採用。画素数はアウトカメラがおよそ1200万画素、インカメラがおよそ500万画素。イン/アウトともに光学式手ブレ補正に対応するほか、RAWフォーマットでの撮影にも対応する。ビデオは4K解像度での撮影に対応するほか、オーディオを24bitで録音できる。
パッケージにはハイレゾ音源の再生に対応したイヤフォンを同梱し、音質のプロファイルを作成する機能を搭載。好みや個人の音の聞こえ方に合わせて再生音質をチューニングできる特徴を持つ。
このほか、急速充電機能「Quick Charge 3.0」に対応。同梱の急速充電器とUSB Type-Cケーブルを使用すれば、およそ30分で50%の充電が可能だという。
価格はオープンプライス。国内では、KDDIが6月上旬に発売することを発表している。