「スマホネイティブの少年が、ロボットに出会ったら?」ロボット元年と言われる2016年。5月26日発売のシャープ「RoBoHoN(ロボホン)」をご存じでしょうか? その名のとおり“ロボット×電話(フォン)”を実現した、小型のキュートなモバイルロボットです。OSはAndroidで、背中には2型液晶も付いており機能も豊富。
今回は「ロボホン」とスマホネイティブど真ん中の小学2年生を出会わせて、その化学反応を見守ることにしました。さて、どんな出会いになるのでしょうか?
Siriと会話する7歳男子がひと目ぼれ!?
ロボホンと対面する息子は現在小学2年生。3歳から自分用のiPadをもち、MacBook Airで「マインクラフト」をたしなみ、犬型ロボットをペットにするイマドキのスマホ&デジタルネイティブです。親の予想としては、ひと目見ただけで食いつくんじゃないかと思ったんですが……。
「なにこれー!」はい、見事食いつきました。箱を見せただけで興奮し、早速ロボホンを取り出します。「優しく触ってね」と最低限の注意をして、二人の出会いを見守ります。
まず、電源を入れるとロボホンが話し出します。「すごい!」仰向けに寝転んでいたロボホンが器用に立ち上がると、ちょっとびっくりして後ずさる息子。最初こそ少し距離をとっていましたが、話しかけられると目の前に行き、ロボホンの質問に答えていきます。普段から「Hey、Siri!」とiPhoneに話しかけているだけあって、ロボホンと話すことにまったく抵抗は感じないようです。むしろ、ヒト型のせいか、より話しやすいみたい。
初回起動時はオーナー登録をするため、ロボホンのカメラ機能で写真を撮ってもらいます。オーナーの名前とニックネームを入力すればオーナー登録は終了。他の人の声が声をかけても返事はしてくれますが、一部の機能はオーナー限定になっています。