DTCP-IPに対応した
QNAPの2ベイNAS「TS-231+」
「TS-231+」は、昨年登場したモデルで、型番末尾に“+”が付かず、2万台後半になる「TS-231」のプロセッサーやメモリー容量を強化し、アプリなどのレスポンスを向上。さらにDTCP-IPに対応させたモデルになっている。
DTCP-IPはパケットビデオの「TwonkyMediaDTCP」を導入することで対応。「スカパー!プレミアムサービスLink」に対応しており、チューナーから直接NASに録画することも可能になっている。
ただ、パケットビデオはDTCP-IP/DLNA対応アプリ「Twonky Beam」の公開と開発の終了を発表済み。DLNA対応NASに採用されている「Twonky Server」などのソフトウェアプラットフォームは、Lynx Technologyに引き継がれているため、大丈夫かと思われるが不安も残る。
なお、今回紹介するNASのなかでは唯一、フロントからHDDラックにアクセスできるタイプになる。HDD取り付け時はもちろん、不具合発生時も簡単にHDDを交換できる。また、デュアルLAN仕様で転送負荷の分散など、複数のポートトランキングモードをサポートしている。
QNAP「TS-231+」スペック表 | |
---|---|
CPU | Annapurna Labs Cortex-A15(Alpine AL-212) Dual-Core 1.4GHz |
メモリー | 1GB |
LAN | Gigabit LAN×2 |
USB | フロント USB 3.0×1、リアUSB 3.0×2 |
HDMI出力端子 | 非搭載 |
ハードウェア トランスコード |
非対応 |
DTCP-IP | 対応(TwonkyMediaDTCP) |
寸法 | 102(W)×225(D)×168.5(H)mm |
実売価格 | 3万5000円前後 |
製品情報URL | https://www.qnap.com/i/jp/product/model.php?II=170 |
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