とにかく地味なブラジルのシュラスコ味
続いてはブラジルです。「Costela com molho churrasco(コステーラ コン モーリョ シュラスコ)」と言われてもピンとこない、という人が多いでしょう。筆者も「シュラスコ」しかわかりませんでした。
「コステーラ」はリブ。「モーリョ」はブラジルのバーベキューソースのこと。つまり、ブラジル風バーベキューヌードル、ということでいいでしょう。
フタを開けると、袋なども入っておらず、そのままお湯を入れればよいという感じです。しかし、見た目が地味です。具材の色合いがちょっと落ち着きすぎなのかしら。
お湯を入れても地味でした。ここで味がビシっとしていればまた評価も違ったのですが……食べても地味です。なんというか、パンチがありません。マズい、というわけではありませんが、塩味だなあ、という感想しか残らない。スープは……しいて言うなら、豚汁に似ています。味噌を抜いた豚汁、といった感じかしら。
肝心の肉は確かにスモーキーな味なのですが、いかんせんサイズが小さいので、食べごたえにはやや欠けます。このあたりもいまいち好評価につながらないのです。
どうにも、いまひとつ……と思ってしまう味でした。悪くはないのですが、アクセントがあればなおよかったのではないか。