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初めての人が使用に躊躇いやすいという問題を操作性で解決

ボタン2つだけの簡単操作「自動体外式除細動器 レスキューハート」

2016年05月11日 18時30分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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自動体外式除細動器 レスキューハート HDF-3500

 オムロンヘルスケアは5月9日、従来よりもコンパクト化・簡単操作カした「自動体外式除細動器 レスキューハート HDF-3500」を発表。7月1日より発売する。

 突然の心肺停止に自動的に心電図解析を行ない、必要に応じて電気ショックを与える非医療従事者向け自動除細動器(AED)。同社従来機に比べて縦で約65%、幅で約68%、重量では約33%と小型軽量化し、設置や持ち運びを容易とした。また、ボディーは防塵防水等級(IP56)なので海辺やプール、温泉施設などにも設置しやすい。

重量1.1kgと軽量なので持ち運びも容易 

 初めての人がAEDを使うことに躊躇するということを踏まえ、操作スイッチは電源ボタンとショックボタンの2つのみ。操作方法はLEDの点灯と音声ガイドで指示される。さらにタグを引っ張ると除細動バッドが出てくる構造など、使いやすさを重視した設計となっている。

操作パネルは可能な限りシンプル化、LEDランプとともに音声ガイドも行なわれる

 本体サイズは縦200×幅180×厚み50mm、重量約1.1kg。二酸化マンガンリチウムバッテリーで動作し、使わないときは毎日セルフチェックを行なって利用可能かどうかをLEDで表示する。価格はオープンプライス。

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