1年間体験するつもりで3900円支払ってみる
プライム会員たちの話を聞いていたら、悩むヒマもなく「いつのまにか会員になっていた」のはある意味幸運なのかも、と思うようになりました。皆それぞれサービス内容には満足しているようですし。
「350円の送料が年11回以上発生する場合は、プライム会員になったほうがお得」という計算も試しにしてみましたが、送料が何度発生するかは正直予想がつきません。ほかの定額制動画・音楽サービスと比べてお得かどうかも一概には言えず、これもプライム入会のきっかけにはなりません。
きっかけで悩み続けるくらいなら、30日間の無料体験といわず「3900円支払って1年間体験するつもり」でプライム会員になってみる……このほうが早い気がしました。1年間は好きなだけサービスを利用できる環境に身を置いてみて、結果ほとんど利用しなかったら退会するぐらいの気持ちでいいのかもしれません。これ、Amazonの思うツボでしょうか。
お得さじゃなく、便利さを感じられるかどうか
編集部ニシマキが「プライム・ビデオには有料コンテンツもあるんですが、本当に見たいと思ったものがすぐに見れるなら渋ることなくお金を出しちゃいます」と話していたのが印象的でした。
これまで筆者は「プライム会員が得か損か」ばかり考えていました。支払った年会費の元を取れるかだけでなく、「欲しいものが見つかる」「欲しいものがすぐ手に入る」といったAmazonならではの便利さにも期待して、まずは1年、プライムを利用してみることにします。