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1枚のディスクに8本のレーザーが読み書き、100年記録が保持される

ソニー、4K/8K映像アーカイブ用光ディスクの第2世代モデルを発表

2016年04月19日 08時30分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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「ODC3300R(追記型)」(左)とドライブ「ODS-D280U」(右)

 ソニーは4月18日、オプティカルディスク・アーカイブ第2世代モデルを発表した。8月末に発売する。

 業務用の次世代光ディスクで、放送・学術などの分野で映像コンテンツの長期保存に利用する。パナソニックと共同開発したアーカイバル・ディスク技術を採用し、6層の積層記録によりディスク1枚当たり300GBの容量を実現したほか、酸化物記録膜によって100年を超える耐久性を持つ。

 カートリッジシステムを採用し、1カートリッジあたりの記憶容量は3.3TB。XAVC 4Kフォーマットでは最大約9時間の収録が可能。

 ドライブユニット「ODS-D280U」はレーザーヘッド2個を搭載したヘッドアセンブリを上下に2基ずつ配置した構造で、計8個のレーザーによりディスク両面を同時に読み書き可能。ドライブユニットは129万6000円、カートリッジ「ODC3300R(追記型)」はオープンプライス。

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