PC WorldにはGoogleストアの実店舗がアリ
アルゴスをちょっと進むと、次の駅のグージ・ストリート(Goodge Street)駅に到着します。ここをさらに通り過ぎて5分弱ほど北上すると、今度はPC系の量販チェーン店・PC Worldが見えてきます。PC Worldもロンドン市内各地に支店があり、オックスフォードストリートにも店がいくつかあります。でも、この店舗はほかの店とはちょっと違うのです。
ここのPC Worldは店に入ってすぐの店内にGoogleストアが併設されているのです。ChromebookやNexusの展示のほか、大型のディスプレーをつかってお絵かき、Googleマップの表示、パックマンのプレイなどができるのです。
片側のディスプレーは、スプレー型の端末を使って壁にラクガキをするかのようにお絵かきを楽しむこともできます。描いた絵は保存してシェアも可能。また、タイミングがよければグーグルの段ボール製VRグラス「Cardboard」を体験記念にもらえることも。ここまでの所要時間はアップルストアからゆっくり散歩しながら端末を見たりしても2時間程度。半日もあれば堪能できます。
高級デパートもスマホ買い物巡りにピッタリ
さて、もしロンドンに家族旅行で来ている時などは、スマホやPCばかりを見ているわけにいきません。家族サービスも必要ですよね。そんな時はアップルストアから反対側、オックスフォードストリートを西側に行きましょう。高級デパートのジョン・ルイス(Johon Lewis)やセルフリッジズSelfridges)の中には家電コーナーがあり、そこでスマホも売っているのです。とくにセルフリッジズの地下にはBlackBerryコーナーやIoT機器コーナーがあるなど品ぞろえも豊富。アップルの店も入っています。家族が洋服や雑貨を見ている間に自分は家電コーナーでスマホを物色、なんてこともできるわけです。
オックスフォードストリートにはキャリアの店も各社が連なっています。ジョン・ルイスとセルフリッジズの間にはVodafoneの大型店もあるので、同社のプリペイドSIMやプリペイドスマホを買うのに立ち寄るのも良いかも。
最後はハロッズで超高級携帯メーカーをチェック
さて。セルフリッジズを通り過ぎると次の駅、ボンドストリート(Bond Street)駅に到着します。ここから次は地下鉄で南へひと駅、さらに乗り換えてもうひと駅のナイツブリッジ(Knightsbridge)駅へ向かいましょう。
ナイツブリッジ駅には地下通路があり、老舗のデパートとして有名なハロッズ(Harrods)までたどり着くことができます。このハロッズにも家電フロアーがあり、スマホも売っているのですが、ここには100万円、いや1000万円のモデルもあるという高級携帯・スマホのヴァーチュ(VERTU)の店も入っているのです。ふだんなら独立した店舗のヴァーチュに入るのに勇気がいりますが、ここはスマホフロアーのオープンスペース。チラ見する程度でも立ち寄ることが可能。一体どんな製品が売っているのか、一度見るだけでもおもしろいですよ。
家族と一緒にデパート巡りをするとなると、ほぼ1日かかるかもしれませんね。自分は午前中にアップルストアから東側を探索、家族とお昼にアップルストアで待ち合わせして、それから西側のデパート巡りをする、なんてスケジュールでもまる1日あれば十分です。出張や家族旅行でロンドンに行く際は、アップルストアからスマホ屋巡りをはじめてみてください。