クラウドファンディングサービス「Makuake」にて、学習型アルコールチェッカー「TISPY」を支援するプロジェクトが開始している。
TISPYはアルコールチェッカーとSDカードを組み合わせたガジェット。いままでのアルコール検知器はただアルコール濃度を測るだけの機器だったが、TISPYは使用者にあわせて学習していくのがポイント。飲酒中に息を吹きかけることで、呼気アルコール濃度を測定できるのはもちろんのこと、個人にあわせて「今日は飲み過ぎ」「水を飲んだほうがよい」などのアドバイスを教えてくれる。
飲み会終了後に「二日酔いになったかどうか」を入力することで、TISPYが学習し、二日酔いになる前に飲酒を抑制するお知らせを出す。「朝7時に酒が抜けるタイマーモード」「二日酔いにならないモード」など、いくつかの動作モードから選択して動作させることが可能だ。
さらに、東芝の無線LAN機能付きSDカード「FlashAir」を使うことで、TISPYとスマートフォンを無線接続し、アプリに詳細データを蓄積・確認できる。Android/iPhoneの両方に対応している。
単4乾電池×2本で作動し、本体サイズはおよそ幅70×奥行き70×高さ18mm。重量はおよそ100g(電池含む)。
このプロジェクトは、東芝の新規事業コンテストから生まれた取り組みだ。他企業とも協力しプロダクトの開発を目指すという点もユニークといえる。
編注:メーカーからの発表内容に変更があったため、記事本文を修正しました。(2016年3月25日)