「LIFEBOOK WA2/W」は、15.6型スタンダードノート「AHシリーズ」のWebカスタムメイドモデル。前回はインターフェース周りや外観を確認した。今回は、その性能を各種ベンチマークで見ていこう。
CPUはIntel Core i7-6700HQにカスタム
メモリーも16GBに増量
まず、今回テストを行なった構成は、CPUはIntel Core i7-6700HQ(2.60GHz)、メモリーは16GB、ストレージは256GB SSDと上位モデルにカスタムしたもの。グラフィックスは強化できないのでチップセット内蔵のIntel HD Graphics 530のままだ。
PCMark 8によるパフォーマンスチェック
まずは、総合系ベンチマークソフト「PCMark 8」でパフォーマンスをチェック。今回は「Home」、「Creative」の2種類でチェックを行なった。
スコアは「Home」が3707、「Creative」が4348となった。グラフィックスがチップセット内蔵にもかかわらずかなり良好なスコアを記録した。やはりCPUとメモリーを強化している点が大きいようだ。このスコアなら、テキストやブラウジングはもちろん、動画編集なども行なえるだろう。
WIN SCORE SHAREでも確認
続いて、Windowsシステム評価ツールを利用するWIN SCORE SHAREでも計測してみた。結果はCPUとメモリー、ストレージは同数の8.2だったが、グラフィックスの部分で6.4になってしまい総合値で低くなってしまった。ただ、6.4は飛びきり低い数値という訳でもなくミドルクラスの性能。十分に予想内のスコアと言える。
これならゲームもイケるかも!?
ゲームベンチも急遽トライ!
ネックだったグラフィックス部分だが、思いのほか低い数字は出なかった。これならばと、急遽ゲームのベンチマークも測定。今回は「ドラゴンクエストX」と「ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド」で確認した。
結果は「ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド」が「標準品質(ノートPC)」で3997の「快適」。ドラゴンクエストXは「最高品質」で7669の「とても快適」を記録した。チップセット内臓のグラフィックスでも大いに健闘しており、問題なく楽しめるスコアだ。これならば、ある程度軽めのオンラインゲームはもちろん、艦これなどのブラウザーゲームも楽しめるハズだ。
3月30日まで最大で28%OFFクーポンも実施中
「LIFEBOOK WA2/W」は15.6型のスタンダードなノートPCだが、カスタマイズ次第ではオンラインゲームだってプレイできる万能機だった。今回の構成やCore i5なら23%オフの割引クーポンが3月30日14時まで適用中。Celeron、Core i3のエントリー機の構成にすれば28%オフになる。電話サポートや出張サービスもオプションで付けられるのは国産ならではだろう。