スマホで便利な簡単接続機能が充実
バッファロー「WHR-1166DHP2」
「WHR-1166DHP2」も、5GHz帯の11ac/n/aと2.4Ghz帯の11n/g/bに両対応する。
「ビームフォーミング」機能を搭載するほか、「QRsetup」アプリでスマホのみで初期設定が完了できるうえ、設定変更に関しても専用アプリ「StationRadar」から実行できるなど、スマホ時代に適した無線LANルーターといえる。
そのほかの機能としては、リモートアクセス機能がある程度だが、オーソドックスかつシンプルな11ac無線ルーターとして使い勝手がいい。なおもう1台購入するとそのまま中継機/子機としても使える。実売価格は6000円前後。
帯域 | 5GHz | 2.4GHz |
---|---|---|
対応規格 | IEEE 802.11ac/n/a | IEEE 802.11n/g/b |
理論値最大通信速度 | 866Mbps | 300Mbps |
WANインターフェース | 1000Base-T | |
LANインターフェース | 100Base-TX×4 | |
サイズ | 幅55×奥行き131×高さ159mm | |
重量 | 256g |
この価格では他を圧倒する高機能
ASUS「RT-AC1200HP」
無線LANルーターらしからぬ独特のデザインの「RT-AC1200HP」。5GHz帯の11ac/n/aと2.4Ghz帯の11n/g/bに両対応する。
WANはギガビット対応でLANは100Mbps対応。非常に機能が豊富で、やや玄人好みの仕様といえるかもしれない。
特に目を惹くのが「デュアルWAN」機能。LANポートの1基をWANとして利用し、インターネット回線を2本接続して運用できる(詳細は第3回のコラムを参照)。USBポートを内蔵し、簡易NASとして利用することも可能だ。実売価格は6000円前後。
帯域 | 5GHz | 2.4GHz |
---|---|---|
対応規格 | IEEE 802.11ac/n/a | IEEE 802.11n/g/b |
理論値最大通信速度 | 866Mbps | 300Mbps |
WANインターフェース | 1000Base-T | |
LANインターフェース | 100Base-TX×4 | |
サイズ | 幅145×奥行き25×高さ187mm | |
重量 | 270g |
上下左右前後、どこにいても快適アクセス
アイ・オー・データ機器「WN-GX300GR」
「WN-GX300GR」は、今回紹介している無線LANルーターの中で唯一11acに対応していない、11n/b/g対応の2.4GHzシングルバンド機。有線ルーター部分はすべてギガビット対応だ。
新設計の「F型アンテナ」を内蔵することで、親機の周囲360度にまんべんなく電波を放出する「360コネクト(さんろくまるコネクト)」機能を搭載。宅内のどこに設置しても電波が到達しやすいとされている。
同社の無線LANルーターからの乗り換えなら、各種設定をボタン操作でコピーできる「「Wi-Fi設定コピー機能」が利用可能。素早い環境移行が可能となっている。実売価格6500円前後。
なお、同社は11ac対応モデルとして、上位機種となる「WN-AX1167GR」(実売価格 7500円前後)を発売している。WN-GX300GRと同じく360コネクトなどに対応しているので、11ac対応モデルがいいという場合は1000円程度プラスしてWN-AX1167GRを選んでもいいだろう。
帯域 | ―― | 2.4GHz |
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対応規格 | ―― | IEEE 802.11n/g/b |
理論値最大通信速度 | ―― | 300Mbps |
WANインターフェース | 1000Base-T | |
LANインターフェース | 1000Base-T×4 | |
サイズ | 幅100×奥行き150×高さ156mm | |
重量 | 260g |
次回は速度測定を実施!
次回はここで紹介した無線LANルーターの通信速度を実測してみたい。製品で違いが生まれるのか注目する。