書影:悪魔に魅せられしもの(左)、魔宮の勇者たち(中央)、魔界の滅亡(右)
アスキー編集部のゲームブックおじさんに火がついた。
本をゲームに見立てたゲームブックの名作、鈴木直人先生の『ドルアーガの塔』三部作Kindle版が3月1日に発売。「趣味実用」部門では『嫌われる勇気』をおさえて3位という人気ぶり。版元は電子書籍を扱う幻想迷宮書店だ。
ゲームブックはパラグラフをノベルゲームの選択肢として遊べる本のこと。ツイッターなどで「ゲームブックって何ですか?やってみたい!」とつぶやけば、やさしいおじさんが読みきれないほどのリプライを送ってくれるはずだ。
価格が400~500円と安い上、パラグラフにリンクが貼られるなど電子書籍ならではの魅力をそなえた。原作は1986年に東京創元社が発売し、2006年に創土社が復刻。Kindle版は創土社版に追加要素を盛りこんだもの。
ちなみにAmazonプライム対象商品でもあるのでプライム会員は今すぐ見よう。なお、この記事を書かせたゲームブックおじさんもプライム会員のようで、いまもうダンジョンにいるらしい。わたしも帰りに潜ってみよう。
編集部のゲームブックおじさんからのコメントは以下のとおり。
「ドルアーガ! 10代前半のころマッピングしながら徹夜で読みましたよ~ウフフフ。たしか初めてゲーム攻略本が出たのもドルアーガですし、いわゆるメディアミックスの先駆けでもありましたよね。ちなみにゲームブックは一緒に旅する魔法使いがヘビメタなんですよ。時代を反映してましたよね~。あとカイが巨乳」
文・盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ、記者自由型。好きなものは新しいもの、美しい人。腕時計「Knot」ヒットの火つけ役。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中。
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