ケイ・オプティコムは3月1日、4月1日からの電力小売り自由化に向けて「eo電気」の基本料金相当が無料となる「eo電気スタート割」を開始した。eo電気は、同社が関西電力の営業エリアで提供している光ファイバーのネット接続サービス「eo光」のユーザーに向けた新電力サービス。
これは、同社が2月公表した「eo電気シンプルプラン」の「eo電気スタート割」キャンペーンを拡充するもの。キャンペーン期間中に申し込むと基本料金相当ぶんが0円となるほか、使用した電力量だけで料金を計算・課金するシンプルな料金設定が適用される。一般的な電気料金は使用量に応じて料金単価が2〜3段階に上がっていく仕組みだが、eo電気の単価は一定なので、利用者がおおよその料金を計算しやすいのも特徴だ。
キャンペーン期間中に申し込めば、本来は必要な解約精算金および事務手数料も無料となる。すでにeo電気を申し込んでいるユーザーは、自動的にこのキャンペーンの特典が適用されるので、新たな手続きは不要だ。
また、関西を主な営業エリアとする関西電力のグループ会社ということもあり、阪神タイガースへのイベント協賛などを進めていくことも発表。具体的には、4月28日(木)に甲子園で開催される阪神×巨人戦、7月31日(日)に開催される阪神×中日戦の冠スポンサー(eo電気ナイター)となる。現時点では詳細は未定だが、eo電気の利用者に向けて、タイガース関連のイベントへの参加や、eo電気ナイターの公式戦のチケットをプレゼントする企画も準備しているとのこと。
eo電気のサイトでは、電気代を試算できるサービスも提供しているので電力会社の乗り換えを検討しているユーザーはチェックしておこう。